【1月24日 AFP】(更新)活発な噴火活動が続くフィリピンのマヨン(Mayon)山で、現地の救助隊は24日、さらに避難者が増えたことを明らかにした。マヨン山の火口からは溶岩が噴き出し、カリフラワー状の巨大な噴煙が上がっている。

 アルバイ(Albay)州レガスピ(Legazpi)にあるマヨン山は、2週間ほど前から火山活動が活発化。住民7万人以上が現在、学校などの建物に避難している。

 22日には、専門家らが数日以内に危険な噴火が起きる可能性があると警告。また周辺地域で降灰が続く中、火口周辺の立ち入り禁止区域が6キロ圏内から9キロに拡大され、地元当局も避難命令の対象範囲を広げていた。(c)AFP