【1月24日 AFP】2017-18アルペンスキーW杯は23日、イタリア・クロンプラッツ(Kronplatz)で女子大回転第6戦が行われ、インフルエンザで2週間離脱していたビクトリア・レベンスブルク(Viktoria Rebensburg、ドイツ)が復帰戦を優勝で飾った。総合首位のミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)は、珍しくミスを犯して棄権に終わった。

 インフルエンザによる強制的な休息がレベンスブルクに有利に働いた。オーストリアのバートクラインキルヒハイム(Bad Kleinkirchheim)とイタリアのコルティナダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)で開催された大会を欠場したレベンスブルクは、2本とも堅調な滑りで合計タイム2分6秒19を記録。ラグンヒル・モヴィンケル(Ragnhild Mowinckel、ノルウェー)に0秒03差、フェデリカ・ブリニョネ(Federica Brignone、イタリア)に0秒66差をつけた。

 今季3勝目を挙げたレベンスブルクは、2月に開幕が迫る平昌冬季五輪に向けて調子を上げている。W杯通算16勝のうち14勝を大回転で飾っているレベンスブルクは、この日の勝利でシフリンを逆転し、大回転の種目別首位に立った。対するシフリンは総合首位の座をキープしている。(c)AFP