【1月24日 AFP】(更新)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)は24日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第21シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)は6-1、6-2で第17シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)に完勝し、準決勝進出を決めた。

 全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)準優勝のキーズに51分で勝利したケルバーは試合後、「マディソンとの試合はいつもタフ」とした上で、「彼女はハードヒットしてくるから、これまでの1週間と同じように、序盤から自分のテニスをしようと思った」と振り返った。

「ウイナーやエラーについてはあまり考えていなかった。とにかく集中して、一球一球で勝負した。準決勝に勝ち進めてうれしい」

 ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で行われた一戦は、ビッグサーブを主体とするパワーテニスのキーズと、フットワークを軸にコートを縦横無尽に駆け回るケルバーという対照的なスタイルの激突となったが、この日はケルバーがキーズのファーストサーブで57パーセントの得点率を記録した。

 2016年大会女王のケルバーは次戦、27日の決勝進出をかけて第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と第6シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)の勝者と対戦する。(c)AFP