【1月23日 東方新報】中国・南京市(Nanjing)政府は16日、「電気自動車充電基礎設備規則」を発表した。これによると、同市の公共電気自動車(EV)充電スポットの数は2020年までに2万457台に到達し、半径900メートル以内に1か所の割合で設置されることになる。また、3年後までに市の公共バスもすべてEV車へ切り替わる。

 南京市は2016年末までに、全市で470か所のEV充電ステーション、7771台の充電スポットを建設・設置した。計画では、20年までに増設を進め、全市で1542か所、計2万457台に到達させるとしており、全市の99%以上を網羅することになる。

 また、南京市の計画では、20年までに全市内の電気自動車保有量が13万台以上になる見込みで、個人消費者から浸透を図っていきたい考えだ。

 このほか「南京交通発展白書」によると、30年までに市内の自動車保有台数488万台のうち約20%を電気自動車が占めると見込まれている。(c)東方新報/AFPBB News