【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)の女子シングルスで8強入りを決めたシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は22日、体の痛みで眠れない日々が続いている中、大坂なおみ(Naomi Osaka)を下した4回戦では「100パーセント」に近いテニスができたと明かした。

 最終セット15-13までもつれたローレン・デイヴィス(Lauren Davis、米国)との3回戦など、ここまでの勝ち上がりに約8時間を要しているハレプは、6-3、6-2で大坂を倒した試合後「(デイヴィスとの)試合の翌日は比較的大丈夫だった。でも昨夜は本当にきつくて眠れなかった。体中に痛みがあった」と語った。

「でもこの試合の前に2時間寝て、それが完璧だった。睡眠時間もパーフェクトだったし、起きた後はフレッシュな状態になっていた。良い気分だった」

 また、2015年大会以来の準々決勝進出を果たしたハレプは、1回戦で痛めた足首の状態にも自信を示しており、「足首はまだ痛いけど、それについてはもう考えていない」「この足首でも勝てることがわかった」とコメントした。

「たぶん痛みに慣れたし、何か起こるんじゃないかと考えなくなった。100パーセントのプレーをしようと心掛けているが、きょうはそれに近かった。普段通り多くの量を走るというね。まだ痛みは感じるが、私なら対処できる」

 大坂の挑戦を退けた世界ランキング1位のハレプは次戦、同日行われた試合で第20シードのバーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova、チェコ)にフルセット勝ちした第6シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)と激突する。(c)AFP/Daniel HICKS