【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)は21日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第3シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)は7-6(7-3)、7-6(7-4)、4-6、7-6(7-4)で第17シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)を下し、準々決勝進出を決めた。 

 地元期待のキリオスを3時間26分の末に倒した前回大会ベスト4のディミトロフは次戦、同日行われた試合でアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)を6-7(4-7)、7-5、6-2、6-3で破ったカイル・エドモンド(Kyle Edmund、英国)と顔を合わせる。

 ここまで今大会は調子が上がり切らないような試合が続いていたディミトロフだが、この日は三つのタイブレークをすべてものにし、今月初めに行われたブリスベン国際(Brisbane International 2018)準決勝で苦杯をなめたキリオス相手に雪辱を果たした。

 ディミトロフは試合後、「ニックとの試合はいつもトリッキーだ。2週間前は彼に負けたしね」と話し、ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)に詰めかけたキリオスを応援する満員のオーストラリアのファンの前で手にした勝利を喜んだ。

「彼はサーブが良かったし、信じられないプレーをしていた。本当に一生懸命戦っていたね。しっかりと集中を切らさず、訪れたチャンスを確実にものにしないとならない試合だった。サービングフォーザマッチのときもそこまで落ち着けていなかったから、何とかこの試合を勝ち切ることができてうれしい」 (c)AFP