【1月22日 AFP】17-18スペイン1部リーグは21日、第20節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)とルイス・スアレス(Luis Suarez)が2得点ずつを決めるなどし、5-0でレアル・ベティス(Real Betis)に快勝した。

 この勝利でバルセロナは、前日の試合でジローナ(Girona FC)と1-1で引き分けた2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差を11に開いた。同日行われた試合でレアル・マドリード(Real Madrid)は7-1とデポルティボ・ラ・コルーニャ(Deportivo La Coruna)に大勝したが、首位バルセロナとの勝ち点差は19のままとなっている。

 両チーム無得点で迎えた後半14分、バルセロナはスアレスのアシストからイヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)が先制点を挙げた。同19分にはメッシがペナルティーエリア外から得点すると、その5分後にはメッシとラキティッチの連携からスアレスがボレーシュートを決め、ほぼ試合を決定付けた。

 同35分、バルセロナはベティス守備陣のミスにつけ込みハーフウェーラインでボールを奪うと、スアレスからのパスを受けたメッシが2人のDFを前にしながらもドリブルで両者をいなし、落ち着いて4点目を奪った。さらに同44分には、メッシの持ち上がりから最後はスアレスが得点を決めている。

 バルセロナにとって、前半にトーマス・フェルマーレン(Thomas Vermaelen)がハムストリングの負傷し、こちらもハムストリングの負傷から復帰したサムエル・ウムティティ(Samuel Umtiti)と交代せざるを得なくなったことが、唯一の懸念材料となっている。(c)AFP