【1月22日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は21日、第19節の試合が行われ、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)とトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)がそれぞれ節目の得点を挙げたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が4-2でヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に勝利した。

 両選手はともに2得点を挙げ、ミュラーはリーグ通算100得点に到達し、レワンドフスキはバイエルンでのリーグ通算得点を94点に伸ばし、クラブの外国人最多得点記録を更新した。

 試合は、ジェローム・ゴンドルフ(Jerome Gondorf)のクラブ加入後初得点でブレーメンが先制したが、バイエルンはミュラーが同点弾を決めてハーフタイムを迎えると、レワンドフスキが後半に勝ち越しゴールを決めた。

 バイエルンは後半29分にニクラス・ズーレ(Niklas Suele)のオウンゴールで同点に追い付かれたものの、レワンドフスキが再び勝ち越し点を決め、さらにハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)の見事な浮き球のパスからミュラーがダメ押し点を決めた。

 レワンドフスキはこの日の2得点で今季リーグでのゴール数を17に伸ばし、2位につけるボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)に4点差をつけている。

 昨年10月の指揮官就任後、18試合で17勝目を挙げたユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督は、「ミュラーはゴールの感覚を取り戻したし、レワンドフスキはチャンスを生かすことができる格が備わっている」と興奮気味に語った。

 バイエルンはこの勝利で2位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)との勝ち点差16を守った。一方で2位以下は大混戦で、レバークーゼンと7位フランクフルト(Eintracht Frankfurt)の勝ち点差はわずか1となっている(c)AFP