【1月21日 AFP】2017-18アルペンスキーW杯は20日、イタリアのコルティナダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)で女子滑降第5戦が行われ、リンゼイ・ボン(Lindsey Vonn)が優勝を果たし、金メダル奪還のかかる平昌冬季五輪に弾みをつけた。

 前日の第4戦ではミスをして優勝を逃した33歳だったが、24時間で見事に立て直し、この種目の最年長優勝の記録を更新している。

 2月9日の五輪開幕が近づく中で、ボンは「予定していた通りの状態で、五輪に行くことができる。平昌では勝負ができる大きな自信がある。隠すつもりはない。そのためにここまでやってきた。作戦は健康な体で五輪に臨むこと。韓国ではのるかそるかの戦いになる」とコメントした。

 ボンは2010年のバンクーバー五輪で滑降の金メダルとスーパー大回転の銅メダルを獲得したが、2014年のソチ五輪は膝の負傷で欠場。そのため今回は体に気を使っているようで、今大会の賞品の電動自転車についても、自転車でよく転ぶからと、引退するチームメートのジュリア・マンキュソ(Julia Mancuso)にプレゼントすると話した。(c)AFP/Emmeline MOORE