【1月20日 AFP】昨年10月に66歳で死去した米ロックミュージシャンのトム・ペティ(Tom Petty)さんの死因について、遺族とロサンゼルス郡の検視官は19日、慢性的な疾患のために服用していたオピオイド系鎮痛剤など複数の薬剤の過剰摂取だったと明らかにした。

 検視報告書は、ペティさんが心停止の状態に陥り、死亡した際、体内にフェンタニルやオキシコドン、テマゼパムなどの鎮痛剤が確認されたとしている。

 妻のダナ(Dana)さんと娘のアドリア(Adria)さんは、ペティさんのバンド、トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレーカーズ(Tom Petty and the Heartbreakers)のフェイスブック(Facebook)で、ペティさんは「複数の薬剤を服用した結果、過失による薬物過剰摂取で死亡した」と検視官に告げられたと明かし、「残念ながら、トムの体は肺気腫や膝、特に股関節に深刻な問題を抱えていた」と述べている。(c)AFP