【1月20日 AFP】(更新)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)は20日、女子シングルス3回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-4、6-2で大会第18シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)を下し、4回戦進出を決めた。

 大坂は次戦で、世界ランク1位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と対戦する。

 世界ランク72位の大坂は強力なサーブを武器に、38分で第1セットを奪うと、第2セットでも一気に4ゲームを連取した。バーティは3度目のサービスゲームをようやくキープしたが時すでに遅く、マーガレット・コート・アリーナ(Margaret Court Arena)につめかけた応援団を落胆させた。

 大坂は迎えたマッチポイントでこの日12本目のエースをたたき込み、1時間13分で試合を締めくくった。

 大坂はコート上のインタビューで「本当にうれしいです。ただ、観客の皆さんは彼女(バーティ)に勝ってもらいたかったと思うので申し訳ないです」とすると、前の試合が長引いた影響で会場がロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)から直前に変更になったことが、自身に有利に働いたとコメントした。

「あちらのコート(ロッド・レーバー・アリーナ)では彼女に声援を送る観客がもっといたと思うので、私にとっては良かったです」

「素晴らしい雰囲気に感謝します。前々からここでオーストラリアの選手との対戦を経験したいと思っていました」 (c)AFP