【1月21日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは20日、第24節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)のハットトリックでニューカッスル(Newcastle United)に3-1で勝利し、2位との勝ち点差を12とした。

 前節シティは敵地アンフィールド(Anfield)でリバプール(Liverpool FC)に3-4で敗れ今季初黒星を喫したため、エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)での一戦はシティの今後を占う試合として注目されていた。

 しかしファンの心配をよそにシティは、アグエロがハットトリックを達成してニューカッスルをたたきのめした。

 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、敗戦のショックから立ち直ったチームに賞賛を送っている。

「選手のリアクションは素晴らしかった。決定機を作ってゴールを決めた。与えたチャンスは少なかったし、良くない結果が2連続で起こることを避けた。残りのシーズンで何が起きるか分からないが、今いる最高の選手たちへの信頼が揺らぐことはない」

「リバプールに3-4で負けた時、私は(相手指揮官の)ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)と彼のチームを祝福し、前向きに取り組んだ」

「リバプールに負けてからは次がどういった試合になるのか多少の不安があった。数字上、チャンピオンになるためにはあと勝利が10必要だ。1試合1試合挑戦し続ける」

 試合を完全に支配したシティは、前半34分にケビン・デ・ブルイネ(Kevin De Bruyne)のクロスにアグエロが頭で合わせて先制すると、後半18分にはラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が倒されて得たPKをアグエロが決めてリードを広げた。

 その後、同22分に最終ラインが集中を欠きジェイコブ・マーフィー(Jacob Murphy)に1点を返されると、ニューカッスルは勝ち点獲得に向けて息を吹き返したが、終了7分前にシティはリロイ・ザネ(Leroy Sane)が独力でディフェンスを切り裂き、最後はアグエロがネットを揺らして勝利を決定的なものとした。

 アグエロについてグアルディオラ監督は「彼のことをうれしく思う。最初の得点まで彼はボールに触っていなかったが、ファーストタッチでゴールを決めた。彼には特別な才能がある。アグレッシブだった。われわれには点を決める選手を必要だ。彼にはとても満足している」とコメントしている。(c)AFP/Chris BRERETON