【1月20日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が19日、主将のマイケル・キャリック(Michael Carrick)が今季限りで現役を退き、コーチングスタッフに加わることを明らかにした。

 元イングランド代表のキャリックは、昨年9月のフットボールリーグカップ(England Football League Cup 2017-18)の試合でめまいを覚え、11月には不整脈の治療を受けていることを公表した。これを受けてモウリーニョ監督は、引退後のコーチ就任を同選手に打診したことを明かし、その仕事の枠を空けて待っていると話していた。

 現在はチーム練習に合流しているキャリックについて、モウリーニョ監督は同選手がシーズン後半戦の試合でピッチに立つだろうとの考えを示した一方で、シーズン終了後にはコーチの役割を受け入れる予定であると話している。

 モウリーニョ監督は「彼は再びプレーすると考えている。数か月ほどトレーニングから離れていたが、現在は練習に復帰している。彼はわれわれにとって重要な選手になるだろう。シーズン終了後に引退するという決断は、チームにとっても彼にとっても良いことだと思う」とコメントした。

「われわれはみんな満足しているし、彼の心が変わらなければ、シーズン終了後にコーチングスタッフに加わることになる」(c)AFP