【1月20日 時事通信社】タイの首都バンコクにある風俗店で、未成年者や人身売買で連れて来られた女性が売春を強要されていたことが明らかになり、法務省特別捜査局が捜査に乗り出した。

 特別捜査局は12日、ミャンマー人少女が働かされていたという告発を受けて店を強制捜査し、経営陣ら8人を逮捕。店内にいた女性113人のうち、少なくとも13人は18歳未満の人身売買被害者だった。

 女性は大半が外国人で、ミャンマー人92人、ラオス人14人、タイ人4人、中国人2人、国籍不明1人。不法入国の発覚を恐れ、店から逃げられなかった。また、売り上げの半分を店に納めるよう求められていたほか、仕事道具や日用品、飲食物を店で高い価格で買わされていた。

 告発したNPO「反人身売買同盟」や捜査当局によると、風俗店が人身売買業者に「商品を注文」。業者が店の求めるタイプの女性を探し、マッサージ師やウエートレスの仕事とだまして働かせていた。(c)時事通信社