【1月20日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は19日、第19節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は香川真司(Shinji Kagawa)のゴールで同点に追いつき、ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)と1-1で引き分けた。

 ヘルタに先制されて迎えた後半26分、香川は17歳ジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)のクロスを頭で合わせて同点ゴールを記録。2試合連続で引き分けたものの暫定3位に浮上したドルトムントは、ペーター・シュテーガー(Peter Stoeger)監督就任後ではリーグ戦4試合無敗となっている。

 この試合でドルトムントは、前節のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)戦に続き、昨季のリーグ得点王でエースストライカーのピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)をベンチから外した。オーバメヤンは先週、チームのミーティングに参加しなかったとして、クラブから最近16か月で3度目となる処分を科されている。

 オーバメヤンは現在、アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)をマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に放出することが濃厚とみられているイングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)への移籍がうわさされているが、クラブのスポーティング・ディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク(Michael Zorc)氏は「机上の空論」と否定している。

 去就が不透明なオーバメヤンについて、シュテーガー監督は次節のSCフライブルク(SC Freiburg)戦で復帰する可能性を示唆し、「彼がチームに貢献できるようになれば、彼自身の成長につながる。練習に励む姿勢を示せば、次の試合では戦列に戻ってくるだろう」とコメントした。(c)AFP