【1月19日 Parismodes.tv】仏・パリ市内で18日、7年間に渡り「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のアーティスティック・ディレクターを務めたキム・ジョーンズ(Kim Jones)が手がける最後のショーが開催されされた。

 ショーフィナーレには、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)とケイト・モス(Kate Moss)と共にキムも登場した。フロントロウにはヴィクトリア(Victoria Beckham)とデビッド・ベッカム(David Beckham)夫妻、二人の長男ブルックリン・ベッカム(Brooklyn Beckham)、サッカー選手のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、デザイナーのヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)やオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)など豪華な顔ぶれが並んだ。

 コレクションを構成したのはニュートラルな自然色と、ケニア上空を飛ぶヘリコプターから撮影した写真を用いたプリント。パンツはしなやかでオーガンジーを重ねたものが多く、同じくオーガンジーを重ね作られたバミューダパンツやショートパンツはレギンスとコーディネートした。ハイキングやクライミングなどのスポーツから着想を得たコレクションには蛍光オレンジやイエローを差し込んだ。多くのアウターが見られた今回のコレクションでは、様々な色合いのキャメルのパーカーやコート、メタリックなレザージャケットや小さなピンク色の花を散りばめられたプリントの物も見られた。

 チタン製のブーツやシューズも見逃せない。アクセサリーは全体的にスポーティーな雰囲気で、バックパックはマホガニー色のワニ革、ハンドル付きのトランクが並んだ。もちろん新作のチタンモデルのアイテムも発表された。(c)Parismodes.tv