【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-4、6-4、7-6(7-4)でジャン・レナード・ストラフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)を下し、19年連続の3回戦進出を決めた。

 ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で行われた一戦を1時間55分で制した前年覇者のフェデラーは試合後、世界55位のストラフについて「彼のことは知っていた。練習だけでなく、シングルスとダブルスで対戦したこともあったから、必要な情報は持っていた」と振り返った。

 試合を通して36本のウイナーを放った一方、アンフォーストエラーは22本に抑え、ストラフのサービスゲームを3度ブレークすることに成功したフェデラーは次戦、4回戦進出をかけてリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)と対戦する。

 全豪オープンでの通算戦績を89勝13敗とした四大大会(グランドスラム)通算19勝のフェデラーは、長年しのぎを削ってきたガスケについて「ツアーで最高の片手バックハンドを持っている選手の一人で、彼とのプレーは大好きだ。多彩なバリエーションを備えているし、ネットにも出てくる。少しクラシックなスタイルで、何年も良い試合を共にしてきた」とコメントしている。

 同日行われた試合では、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)が6-1、6-3、4-6、6-3でピーター・ゴヨブジク(Peter Gojowczyk)とのドイツ勢対決を制し、自身と同じく「次世代」の選手として注目されているチョン・ヒョン(Hyeon Chung、韓国)との3回戦へ駒を進めた。

 また、元全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)覇者で第12シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は6-4、7-6(7-4)、6-7(0-7)、6-4でロシアのカレン・カチャノフ(Karen Khachanov)を退けた。

 度重なる手首の故障から復帰して以降では初の全豪オープン出場となっている29歳のデルポトロは次戦、第19シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)と激突する。(c)AFP