【1月18日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第14シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は4-6、6-3、6-1、6-3でガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)を下し、3回戦進出を決めた。

 気温40度まで上がったメルボルンの暑さの中、第1セットを落としながらもモンフィス戦の連勝を15に伸ばした四大大会(グランドスラム)通算12勝のジョコビッチは次戦、第21シードのアルベルト・ラモス・ビノラス(Albert Ramos-Vinolas、スペイン)と対戦する。

 異常な天気の中で体力勝負となったロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)での一戦は、序盤こそモンフィスが優勢に展開したが、第2セットに入ると膝に手をつく場面が増えるなど先に体力を奪われ、第3セット途中ではめまいを理由に一時コートを後にした。対して、タンクに十分な力を残していたジョコビッチは安定したテニスを展開し、4本目のマッチポイントで勝負を決めた。

 ジョコビッチは試合後のオンコートインタビューで「過酷なコンディションに2人とも苦しんだ。互いにとって大きなチャレンジだった」「ガエルはテニス界でも最高のアスリートの一人だが、第2、3セットではベストの状態になかった。とにかく我慢して、すべてのチャンスを生かすということしかなかった」と語った。

 また、半年間の離脱の原因となった肘について聞かれたジョコビッチは「まだ100パーセントではないが、状態は上がってきている。かなり自信はあるし、自分の能力を信じている」と答えた。(c)AFP/Martin PARRY