【1月18日 AFP】イングランドラグビー協会(RFU)は17日、同国代表ヘッドコーチ(HC)を務めるエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)氏との契約を2021年まで延長した。日本代表の元HCでもある同氏は、2019年のW杯(Rugby World Cup 2019)優勝が「最優先事項」だとしている。

 ジョーンズHCは当初、2019年のW杯後にイングランド代表の指揮官から退任する予定だったが、RFUは57歳の同HCが就任後のテストマッチで23戦22勝の戦績を残していることから続投を決断。後任は2019-20年シーズン終了時までに決定し、「スムーズな指導体制の移行」をすると述べた。

 しかしながら、2015年に行われた前回のW杯で開催国として史上初のグループステージ敗退を喫したRFU側は、仮に日本で開かれる2019年大会でジョーンズHCの結果が振るわなかった場合は、契約を破棄できるとしている。

 どのような形でイングランド代表の指揮官から離れるかと問われた際には、かねて2019年大会後はカリブ海のビーチでクリケットを見たいと公言してきたジョーンズHCだったが、この日は「続投を要請されるとは思っていなかったが、最近になってひとたび話が始まると、難しい決断ではなかった」「イングランドを指揮するのは夢の仕事だ。2019年W杯後も続投を求められてうれしかった」と心変わりの理由を説明している。(c)AFP/Julian GUYER