【1月18日 AFP】英メディアは17日、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に所属するアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と同クラブの最高額となる手取り年俸1400万ポンド(約21億5000万円)で個人合意に達したと報じた。

 ユナイテッドは、リーグ首位に立つマンチェスター・シティ(Manchester City)を上回る巨額オファーを出し、サンチェスの獲得が間近だと報じられている。

 ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は15日、この冬の移籍市場でクラブにサンチェスを獲得する「チャンスがある」と語っていたが、シティは移籍のコストを理由に獲得競争から離脱したとみられている。

 英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)は、ユナイテッドがサンチェスに対しクラブ最高額での4年半契約を提示したと伝えた。同紙によれば移籍金3000万ポンド(約46億円)、契約金2000万ポンド(約30億円)、代理人への支払い1000万ポンド(約15億円)がこの移籍で動くため、ユナイテッドはサンチェスとの契約を結ぶために総額1億5000万ポンド(約230億円)費やすことになるという。これについてユナイテッドはまだコメントを発表していない。

 しかしながら、サンチェスをオールド・トラフォード(Old Trafford)に連れてくるためにはヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)がアーセナルへ移籍するかいなかにかかっていると、同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ(Mino Raiola)氏が明かしている。(c)AFP