【1月17日 AFP】フランス・リーグ1の試合で主審から蹴られたうえに退場を宣告されたナント(Nantes)のCBディエゴ・カルロス(Diego Carlos)が、主審の振る舞いに困惑させられたことを明かした。

 パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)と対戦した14日の試合で、カルロスは終盤にトニー・シャプロン(Tony Chapron)主審と走るコースが重なって不可抗力的に接触。しかし、倒れた主審がカルロスを攻撃する瞬間が映像に残っており、これがSNSで拡散した。

 24歳のカルロスは、ナントの公式ウェブサイトで「あの瞬間は何が起きたのか理解できなかった。主審が転んで、その後そっちを見たら僕の脚に蹴りを入れるところだった。それで『何をしているんですか』と聞いたらイエローをもらって退場になった」と話した。

 その後、カルロスの退場処分は取り消され、17日のトゥールーズ(Toulouse FC)戦は出場可能となった。カルロスは「トゥールーズ戦に出られるようになってすごくうれしいよ」と話した。(c)AFP