【1月16日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)は16日、男子シングルス1回戦が行われ、2014年大会王者で第9シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は、昨年7月に受けた膝の手術後からの復帰戦を白星で飾った。

 ハイセンス・アリーナ(Hisense Arena)でリカルダス・ベランキス(Ricardas Berankis、リトアニア)に6-3、6-4、2-6、7-6(7-2)で勝利した四大大会(グランドスラム)通算3勝のワウリンカは次戦、テニス・サングレン(Tennys Sandgren、米国)と対戦する。

 2014年大会ではラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を決勝で破って栄冠に輝いたワウリンカだが、半年前に行われたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)で初戦敗退を喫して以降は実戦から遠ざかり、現在の世界ランキングは9位まで落ちている。

 シーズン最初のグランドスラムとなる今大会前はアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビで出場予定だったエキシビション大会を欠場するなど、調整には苦労していたワウリンカは試合後、「タフな戦いだったが、6か月ぶりの試合に勝ててうれしい」と自信のつく結果を喜んだ。(c)AFP