【1月16日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は15日、スイス代表DFマヌエル・アカンジ(Manuel Akanji)を同国1部リーグのFCバーゼル(FC Basel)から獲得したと発表した。契約期間は2022年6月まで。

 両クラブとも移籍金については公表していないが、8度の国内制覇を誇るドルトムントは2150万ユーロ(約29億円)をバーゼルに支払ったとドイツメディアは報じている。

 ドルトムントのスポーティング・ディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク(Michael Zorc)氏は「マヌエルのパフォーマンスを見て、数多くの欧州トップクラブが獲得を目指してきた。彼がわれわれに決めてくれたことをうれしく思う」と語った。

「すでに彼は代表とチャンピオンズリーグで欧州最高レベルのプレーをできると証明してきた。それでも、われわれは彼をさらなる伸びしろがあるディフェンダーだと見込んでいる」

 スイス代表として4試合に出場している22歳のアカンジは、今季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)でグループステージ全6試合に出場し、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に次いで決勝トーナメント進出を決めたバーゼルに貢献した。

 ドルトムントは現在、国内リーグで首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)から勝ち点15差の4位につけており、2位シャルケ04(Schalke04)と3位RBライプツィヒ(RB Leipzig)にも後塵(こうじん)を拝している。(c)AFP