【1月15日 AFPBB News】「第50回ミス日本コンテスト2018」が15日、都内で開催され、愛知県出身の会社員、市橋礼衣(Norie Ichihashi)さん(23)がグランプリに輝いた。受賞の瞬間は驚いた表情で涙を流し、「まだ夢の中にいるようで、実感が湧かない。もっとステージで輝ける自分になりたい」と笑顔を見せた。

 今年度のテーマは「羽ばたく行動美人」。応募者2803人の中から地区大会を勝ち進んだ14人のファイナリストは、昨年10月から本大会に向け、ウオーキングやスピーチなど特訓を重ねた。大会では、着物、ドレス、水着姿で審査に臨み、成果を披露。未来の夢に向かって心身を鍛え、行動する意思が評価基準となった。

 これまでに2度、他のミスコンテストに出場し、今回初の栄光をつかんだ市橋さん。「ミスコンテストは雲をつかむような存在。届きそうで、届かなかった。諦めなければ道は開く可能性があると発信したい」と話した。ダンスの世界大会で優勝経験もあり、美の秘訣(ひけつ)は「汗を流すこと、いついかなるときも、心健やかにいること」だという。

 また、50回を記念して、1992年度グランプリを受賞した女優の藤原紀香(Norika Fujiwara)さん(46)に感謝状が贈られた。「ミス日本は私の原点」と当時を振り返り、「私は本当に緊張していたが、皆さんは、リラックスして、出し切ったと話していた。ますますたくましくなっている」としみじみ。「受賞した人もしなかった人も、今日ともした心のともしびをもっと輝かせ、日本を元気にしてもらいたい」とエールを送った。(c)AFPBB News