【1月16日 AFP】ウェールズサッカー協会(FAW)は15日、現役時代にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)で活躍したライアン・ギグス(Ryan Giggs)氏が同国代表監督に就任すると発表した。

 クリス・コールマン(Chris Coleman)前監督からチームを引き継ぐギグス氏の契約は2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)までとされ、初采配は3月22日に南寧市で中国と対戦する中国杯(2018 China Cup)になる。

 現在44歳のギグス氏は、古巣ユナイテッドでルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)前監督の下でアシスタントコーチを務め、2016年に指揮官がジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)現監督に代わる際にクラブを退団し、サッカーの現場からは18か月離れていた。

 2014年にデビッド・モイーズ(David Moyes)元監督の解任後、暫定的監督として4試合で指揮を執った経験を持ち、今回初めて正式な指揮官に任命されたギグス氏は、サッカー界に戻りたくて「うずうず」していたと明かしている。

「ウェールズ代表の監督に就任できて、とても光栄に思っている。これは素晴らしい機会なので、始動が待ち遠しいよ」

「前日には(現役時代の恩師)アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏とより深い話をして、指揮官になりたいという思いが強くなった。サッカー界に戻りたくてうずうずしていたんだ」(c)AFP