【1月15日 AFP】米男子ゴルフツアー、ソニーオープン・イン・ハワイ(Sony Open in Hawaii 2018)で14日、米放送局ゴルフ・チャンネル(Golf Channel)のカメラマンと音声技術者の労働組合がストライキに入り、同局と米国男子ゴルフツアー(US PGA Tour)は緊急事態に陥っている。

 PGAツアーは「ゴルフ・チャンネルと大会放送技術者組合の労働争議に起因するツアー放送の問題について謝罪します」とウェブサイトで声明を発表し、ソニーオープンやその他のツアー大会を可能な限りテレビ放送できるように、ゴルフ・チャンネル側と密接に協力していると付け加えた。

 このストライキにより、大会放映で必須となるコース上に設置されたカメラが使用不可となる。

 ゴルフ・チャンネル側も、この件に関して声明を発表している。

「ゴルフ・チャンネルは、大会放送技術者を代表する労組と9か月にわたり交渉を行ってきています。この試みは未だに解決に至っておらず、われわれは双方が納得できる契約を結べることを期待しています。しかしながら本日、一部の技術者が職場放棄を選択しました。われわれには緊急時対応策があるため、放送を継続する予定です。視聴者の皆さまにおかれましてはご辛抱のほどよろしくお願いいたします」 (c)AFP