【1月14日 時事通信社】イラン政府は14日までに、全土に波及した反政府デモを受けて接続を遮断していた通信アプリ「テレグラム」の利用を再び許可し、接続が可能になった。国営イラン通信が伝えた。

 テレグラムは、イランで国民の半数近くが利用しているとされる。政府は、デモ隊がインターネット交流サイト(SNS)で抗議デモや暴力行為を助長しているとして、テレグラムや写真共有サイト「インスタグラム」の接続を制限。精鋭組織「革命防衛隊」も動員し、20人以上が死亡した一連のデモは収まった。

 一方で、不便を強いられる市民の不満が広がるのを警戒し、ロウハニ大統領は「すべての技術は悪用される恐れがあるが、国民のサイバー空間への接続を永久的に遮断すべきではない」と述べていた。(c)時事通信社