【1月14日 AFP/AFPBB News】2017-18スキージャンプW杯は13日、オーストリアのタウプリッツ・バートミッテルンドルフ(Tauplitz-Bad Mitterndorf)で男子個人第12戦が行われ、今季初のフライングヒルでアンドレアス・スティエルネン(Andreas Stjernen、ノルウェー)が優勝を飾った。

 29歳のスティエルネンは自身最長の229メートルを飛ぶなどし、2本目に240.5メートルを記録した同胞のダニエル・アンドレ・タンデ(Daniel-Andre Tande)を2.5ポイント差の2位に抑え、W杯初優勝を飾った。3位にはスイスのシモン・アマン(Simon Ammann)が6.7点差の3位に入っている。

 一方、伝統のジャンプ週間(Vierschanzentournee)で全勝優勝を飾ったカミル・ストフ(Kamil Stoch、ポーランド)は21位に終わった。しかしながら、ソチ冬季五輪2冠のストフは総合争いで2位のリヒャルト・フライタク(Richard Freitag、ドイツ)に22ポイント差をつけ、首位を守っている。

 葛西紀明(Noriaki Kasai)は1本目に216メートル、2本目に227メートルを記録し、スティエルネンと12.6点差で今季自己最高の5位に入っている。(c)AFP