【1月14日 AFP】フランス・リーグ1、カーン(SM Caen)のGKレミ・ヴェルクートゥル(Remy Vercoutre)が13日、リール(Lille OSC)とのリーグ戦でゴールを決めた相手選手の『ロボットダンス』パフォーマンスに怒りをあらわにし、猛烈に抗議して退場処分を受けた。

 前半終了間際、ゴールを決めたリールのニコラ・ペペ(Nicolas Pepe)が本拠地のカーンのファンの前で「ロボット」のような動きで得点を喜ぶと、37歳のヴェルクートゥルはこれを挑発行為と受け取った様子で激高した。

 ペペは目の前のカメラに向かってふざけていただけのようにも見えたが、ヴェルクートゥルは主審から一発レッドカードを提示され、カーンは1点ビハインドに加えて数的不利も背負うことになった。

 カーンのヴァンサン・ベサ(Vincent Bessat)はこの判定に憤り、ハーフタイムにbeINスポーツ(beIN Sports)で「主審が試合を壊した」とコメントした。

 その後、後半7分にリールも悪質なファウルで退場者を出したため、両チーム10人で戦い終えている。試合はリールが1-0で勝利した。(c)AFP