【1月13日 時事通信社】スペイン東部カタルーニャ自治州で、昨年末の州議会選を制した独立派連立与党に所属するプチデモン前州政府首相が再選を目指している。独立運動を指揮したとして国家反逆罪に問われたプチデモン氏は、捜査を逃れるためベルギーに滞在中。報道では同氏がベルギーからインターネット電話「スカイプ」を使って議会演説など州首相の職務を果たす奇策も取り沙汰される。

 州議会選は昨年12月21日に実施。独立をめぐって賛否が伯仲する中、定数135のうち独立派与党の3党が合計で70議席を獲得し、過半数を占めた。与党はプチデモン氏を再び州首相に選出する方向で調整を進めるが、党内には異論も少なくない。

 当選した与党議員のうちプチデモン氏を含め5人が当面ベルギーにとどまるとみられているほか、昨秋に国家反逆の罪で拘束されたジュンケラス前副首相ら幹部3人もなお拘束されている。こうした議員の投票権がどうなるかは不透明だ。(c)時事通信社