【1月13日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は12日、第18節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)との冬季休暇明けの初戦を3-1の勝利で飾った。

 敵地でのレバークーゼン戦では2013年以来となる白星を飾ったバイエルンは、2位との勝ち点差を暫定で14に開き、6連覇に向けて順調に進んでいる。

 バイエルンのフランク・リベリ(Franck Ribery)は見事な得点でネットを揺らし、クラブに契約延長すべき理由を見せつけた。34歳のリベリとアリエン・ロッベン(Arjen Robben)の両ベテラン選手は今年6月に契約が切れるが、バイエルンは数週間以内に契約延長オファーを出すとみられている。

 新契約について問われたリベリは「契約がもらえることを願っている。自分の目標はミュンヘンにできるだけ長くとどまり、ファンやチームと楽しむことだ」とすると、今季初得点については「ゴールするのはいつだって良いこと」と付け加えた。

 バイエルンは前半32分、ハビ・マルティネス(Javi Martinez)のゴールで先制。後半14分にはリベリがかつてのようなドリブルでレバークーゼンの守備を切り裂き、追加点を決めた。

 その後レバークーゼンのケビン・フォラント(Kevin Volland)に1点を返されたバイエルンだったが、終了間際にはハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)がFKから3点目を決めた。

 試合前にバイエルンのユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督は、新加入のザンドロ・ヴァーグナー(Sandro Wagner)をベンチに置く采配で驚きをもたらした。

 先月、バイエルンはロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)のバックアップとして、1300万ユーロ(約17億5000万円)の移籍金で1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)からヴァーグナーを獲得。膝を負傷したレワンドフスキはトレーニングに復帰したばかりだったが、指揮官はトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)のワントップを選択し、ヴァーグナーは残り時間約15分の途中出場となった。(c)AFP