【1月13日 時事通信社】トランプ米大統領は12日までに、2月に予定していた訪英を取りやめるとツイッターで明らかにした。大統領は新築された在英米大使館の落成式に出席する予定だった。中止の理由として、移転計画を「ひどい取引」と批判した。

 2月の訪英は非公式で、メイ英首相が昨年発表し、英国内で激しい賛否の論議が起きている公式訪問とは別。しかしトランプ氏の政策や言動をめぐる国内の反発は根強く、2月の訪英の際も各地で抗議デモが行われると予想されていた。

 米大使館はロンドン中心部の高級地域メイフェアにあったが、安全上の理由などからロンドン南西部に移転。トランプ氏はツイッターで「オバマ前政権はおそらくロンドンで最高の場所に位置していた最高の大使館を『二束三文』で売ってしまった。私はそれが気に入らない。(落成式で)テープカットを頼まれたが断る!」と書いた。ただ報道によれば、実際に移転が決まったのはブッシュ政権時代の2008年だった。(c)時事通信社