【1月12日 AFP】テニスのエキシビション大会、クーヨン・クラシック(Kooyong Classic 2018)は12日、最終日が行われ、スペインのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta)が6-7(6-8)、6-4、6-2でオーストラリアのマシュー・エブデン(Matthew Ebden)を下し、優勝を飾った。

 スペイン人選手としてフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco)以来2人目のチャンピオンに輝いたカレーニョ・ブスタは試合後、「ワンセットダウンから逆転しなくてはならず、タフな試合だった」とした上で、「四大大会(グランドスラム)に向けた完璧な調整になった。このコートでは非常に感触が良い」と語った。

 一方、膝のけがで2016年の大半を棒に振り、昨シーズンも下部のATPチャレンジャーツアー(ATP Challenger Tour)を主戦場としていた世界ランキング76位のエブデンは、リードを守れなかったことを悔しがりながらも、今大会でのプレーには満足しているという。

 全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)にはニック・キリオス(Nick Kyrgios)に次ぐオーストラリアのナンバー2として臨むエブデンは「トロフィーを取れなかったのは残念だが、自分のベストを尽くした」とコメントし、全豪期間中はより集中力を高めていきたいと話した。(c)AFP