【1月12日 AFP】記録的な大雪に見舞われたフランス・アルプス(French Alps)のスキーリゾート近郊で10日、雪崩ですっかり埋まってしまった道路の除雪作業が行われ、高さ6メートルの雪の壁が出現した。道幅は車1台がやっと通れるだけ。山間を行き来する車のドライバーたちは、もろい「雪のトンネル」を通り抜けることを余儀なくされている。

 バルディゼール(Val d'Isere)のスキーリゾートにほど近いボヌバル・シュル・アルク(Bonneval-sur-Arc)では、除雪車が雪のかたまりを掘り進み、雪の壁が左右に迫る細い道がつくられた。

 高地に位置する地元サボワ(Savoy)県では今週、36時間で最大1.8メートルの積雪を観測した。雪崩警報は9日夜に解除された。(c)AFP