【1月12日 AFP】米国防総省は11日、アフガニスタンで米兵が民間トラックの運転席をショットガンで撃ったとみられる場面を撮影した動画がインターネットに投稿されたことを受けて、調査を開始したと発表した。

 この場面を収めた3分間の動画はヘルメットに装着されたカメラが捉えたアフガニスタンで活動する米軍特殊部隊の動画を編集したもので、BGMとしてヒップホップ音楽が付けられている。

 動画の中の一つの短い場面に、トラックの横を通過する装甲車が映っていた。手袋と迷彩服を身に着けた人物が両手でショットガンを持ち、トラックに狙いを定めているのが見てとれる。その後、トラックの運転手側の窓ガラスが砕け散った。しかし、動画からは運転手の安否は分からない。

 米中央軍(US Central Command)は声明で「わが軍はこの動画の調査を行っており、その結果に従って適切な措置を取る」と述べた。

 政治サイト、ポリティコ(Politico)によると、この動画は動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」に投稿されたもので「Happy Few Ordnance Symphony」というタイトルが付けられていた。すぐに公開停止となったが、今でも他のサイトに転載されたものが視聴可能だ。(c)AFP