【1月11日 AFP】アフリカ西部ベナンでは毎年1月、ウィダー(Ouidah)の浜辺に多くのブードゥー教信者らが訪れる。かつてウィダーは、アフリカ西部における主要な奴隷貿易の地で、信者たちは当時浜辺を訪れた何百万人もの奴隷に敬意を表した。

 ブードゥー教は、現在のトーゴとベナンにまたがるかつてのダホメ王国(Kingdom of Dahomey)を発祥の地とし、そこから米ルイジアナ州やブラジル、ハイチへ広まった。今では世界中で約5000万人の信者がいるとされる。映像は10日撮影。(c)AFP