【1月11日 AFP】ダカールラリー(Dakar Rally 2018)に挑戦していたポルトガル出身のサッカー指導者アンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)氏が、腰を痛めて第4ステージでリタイアすることになった。所属するトヨタ(Toyota)が明かした。

 チームが出した声明によると、ビラス・ボアス氏は砂丘を走る9日の同ステージで、車が大きく跳ねて激しく着地した際、腰に衝撃が加わったという。チームは「検査の結果、骨折はないことが判明した」と話しているが、痛みがあるため、コ・ドライバーとともにレースから離脱した。

 現在40歳のビラス・ボアス氏は、サッカーイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)やトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)などで監督を務め、ラリーはこれが初挑戦だったが、ラリーで最も過酷と言われるダカールデビューは厳しく、第3ステージでは首位に2時間18分50秒の差をつけられていた。(c)AFP