【1月11日 AFP】米複数メディアは10日、米大リーグ(MLB)の代理人が、顧客の選手が自身の自宅でシャワーを浴びる様子を盗撮していたことが発覚したとして、務めていたマネジメント会社から解雇されたと伝えた。

 米スポーツ専門チャンネルESPNで名前が報じられたのは、CSEタレント(CSE Talent)で野球部門のトップを務めていたジェイソン・ウッド(Jason Wood)氏。

 ESPNによれば、被害に遭った選手はウッド氏の自宅でシャワーを浴びていたところ、カメラを発見し、その後同氏を担当から外したという。

 今回の報道を受けてCSEタレントも声明を出し、同社の「倫理、道徳的基準」を守れなかったウッド氏を解雇したと発表した。

 報道によると、ウッド氏はボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)のスター選手であるアンドリュー・ベニンテンディ(Andrew Benintendi)や元ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のデビッド・フェルプス(David Phelps)らを担当していたとされており、すでに調査を立ち上げた選手会(MLBPA)から資格停止処分を受けている。(c)AFP