【1月10日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は9日、ロシアのビタリー・ムトコ(Vitaly Mutko)副首相から、五輪永久追放の処分に対する異議申し立てがあったことを明かし、「申請を受理して手続きを始めている」と話した。

 ムトコ氏は、世界反ドーピング機関(WADA)が作成したロシアの国家ぐるみの薬物違反に関する報告書で、名前が挙がっており、昨年12月5日に国際オリンピック委員会(IOC)から永久追放の処分を受けた。

 その後、ムトコ氏はCASの裁判に集中したいという理由で、12月中にロシアサッカー連合(RFS)の会長と2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)の組織委員長の職を離れていた。(c)AFP