■ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)

 現在24歳のティエムは昨年、クレーコート大会のリオ・オープン(Rio Open presented by Claro 2017)を制するなど、世界ランク5位でシーズンを締めくくった。また、全仏オープンテニス(French Open 2017)ではノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を撃破し、2年連続で4強入りを果たした。

 子ども時代のアイドルには、同胞のステファン・クーベック(Stefan Koubek)氏とユルゲン・メルツァー(Jurgen Melzer)の名前を挙げているが、自身のプレーでは主にフォアハンドを駆使し、クレーコートを得意としている。

 英ロンドンで開催されたATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2017)でキャリア2度目の出場を果たしたティエムは、全豪オープンの前哨戦に位置づけられるカタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2018)では、準決勝を前にインフルエンザで棄権した。

■ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)

 激しい気性でテニスの才能を無駄にしてしまうことも多いキリオスは昨季、長い間悩まされてきた臀部(でんぶ)の故障で早々に戦線を離脱してしまった。しかし、2018年はブリスベン国際(Brisbane International 2018)の準決勝でディミトロフを下し、優勝を果たすという幸先が良いスタートを切っている。

 現在世界ランク17位のキリオスは、その類いまれな才能で強豪選手に打ち勝つ実力がありながらも、審判やファンに怒りをぶつけてその優れた才能を埋もらせてしまうことがあり、昨季の全豪オープンでも、アンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)との2回戦で、2セットを先取しながら逆転負けを喫した。

 常に観客の注目を集める22歳は、これまでにナダルから2勝を挙げており、故障やいつもの悪い癖を抑えることができれば、警戒すべき選手の一人に挙げられる。

■アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)

 ラッキールーザーとして出場した昨年のクロアチア・オープン(Croatia Open Umag 2017)で、ツアー初タイトルを獲得したルブレフは、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)でもディミトロフやダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)を破ってアンディ・ロディック(Andy Roddick)氏以来となる年少記録でベスト8入りを果たし、準々決勝ではナダルと戦った。

 現在の世界ランキングでも自己最高の32位まで浮上している20歳は、全米オープンでの活躍で次世代を担うトップ選手の一人としての地位を確立した。(c)AFP/Robert SMITH