【1月7日 AFP】2017-18スキージャンプW杯は6日、オーストリアのビショフスホーフェン(Bischofshofen)で伝統のジャンプ週間(Vierschanzentournee)最終第4戦を兼ねた個人第11戦が行われ、カミル・ストフ(Kamil Stoch、ポーランド)が史上2人目となる4連勝を飾った。

 これまでにこの偉業を達成していたのは、2002年のスヴェン・ハンナバルト(Sven Hannawald)氏のみとなっていた。

 この日のストフは1本目に132.5メートル、2本目に137メートルを飛んで合計275.6点を記録し、同272.4点のアンデシュ・ファンネメル(Anders Fannemel、ノルウェー)と同270.5点のアンドレアス・ウェリンガー(Andreas Wellinger、ドイツ)をそれぞれ2位と3位に抑えた。

 ジャンプ週間連覇を果たしたストフは「かなりプレッシャーがあった。機械じゃなくて人間だからね。信じてほしいのは勝利に集中していなかったということ。自分のベストを尽くそうとしただけだ」とコメントした。

 ストフはソチ冬季五輪で2冠を達成しており、2月に開幕する平昌冬季五輪ではその連覇が期待されている。

 ジャンプ週間の総合成績ではストフに次いでウェリンガーが2位、ファンネメルが3位に入り、小林潤志郎(Junshiro Kobayashi)は4位に続いた(c)AFP