【1月7日 AFP】17-18イタリア・セリエAは6日、第20節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)は2-0でエラス・ベローナ(Hellas Verona)を退け、王者ユベントス(Juventus)との勝ち点差を保った。

 ベローナの粘りに苦しんだナポリだったが、後半20分にカリドゥ・クリバリ(Kalidou Koulibaly)のゴールで均衡を破ると、同33分にホセ・マリア・カジェホン(Jose Maria Callejon)の得点でダメを押した。

 ナポリはこれで勝ち点を51に伸ばし、カリアリ(Cagliari Calcio)を1-0で下したユベントスとの勝ち点1差を保っている。一方、前日フィオレンティーナ(Fiorentina)と引き分けたインテル(Inter Milan)は、首位との勝ち点差が9に開いた。

 ナポリのマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は「ユベントスはもう何年も安定した成績を残し、勝ち点90以上を取ることができるが、われわれはそうではない。わかっているのは、来季もチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の舞台に戻るため、昨季と同じパフォーマンスを見せる必要があるということ。その先は未踏の領域だ」と語った。

 そのほかの会場では、チロ・インモービレ(Ciro Immobile)が4得点と爆発したラツィオ(SS Lazio)が5-2でSPALに大勝。ASローマ(AS Roma)は1-2でアタランタ(Atalanta)に敗れ、インテルと勝ち点42で並ぶチャンスを逃した。

 ACミラン(AC Milan)とジェノア(Genoa CFC)も待望の勝利を収めた。また、最下位ベネベント(Benevento Calcio)がサンプドリア(Sampdoria)を3-2で破り、セリエA2勝目を挙げ、2週間の冬季中断に入った。(c)AFP/Emmeline MOORE