【1月4日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2017-18)は3日、5回戦第1戦が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)が得点するなど4-0でリェイダ・エスポルティウ(Lleida Esportiu)に勝利した。

 昨年9月にイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)から加入したものの、今月の移籍市場再開までプレーが不可能となっていたコスタは、後半19分に途中出場を果たすとその5分後にチームの3点目となるゴールを決めた。

 コスタはこの場面で自らボールをサイドに展開し、最後はファンフラン(Juan Francisco Torres Belen "Juanfran")の低いクロスに合わせてネットを揺らした。得点の際に体を伸ばして負傷した様子のコスタだったが、そのまま試合終了までプレーを続行した。

 アトレティコは前半33分にディエゴ・ゴディン(Diego Godin)のヘディングシュートで先制すると、その4分後にフェルナンド・トーレス(Fernando Torres)が追加点。さらに試合終了間際にはコスタとともに途中出場したアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が4点目を挙げ、9日に行われる第2戦に向けて揺るぎないリードを手にした。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は「コスタの復帰でわれわれは熱気に包まれた。彼はスピード、強さ、フィジカルをチームにもたらした。期待していたとおりだ」とコメントしている。(c)AFP