【1月2日 AFP】2017-18スキージャンプW杯は1日、ドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で伝統のジャンプ週間(Vierschanzentournee)第2戦を兼ねた個人第9戦が行われ、カミル・ストフ(Kamil Stoch、ポーランド)が連勝を飾った。

 昨季のジャンプ週間で総合優勝に輝いたストフは、同国オーベルストドルフ(Oberstdorf)で行われた2日前の開幕戦に続き、2014年ソチ冬季五輪で2つの金メダルを獲得した勝負強さを発揮した。

 現在30歳のストフは、1本目に135.5メートル、2本目に139.5メートルを飛び、母国ドイツで絶大な人気を誇るリヒャルト・フライタク(Richard Freitag)とノルウェーのアンデシュ・ファンネメル(Anders Fannemel)をそれぞれ2位と3位に抑えた。小林潤志郎(Junshiro Kobayashi)は4位だった。

 ジャンプ週間の開幕2戦で連勝するのは2012-13シーズンのアンデシュ・ヤコブセン(Anders Jacobsen)氏以来。同大会で4連勝を飾ったのは、2002年のスヴェン・ハンナバルト(Sven Hannawald)氏のみとなっている。(c)AFP