【12月30日 AFP】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は29日、故障からの復活を目指す2018年は未知数な部分が多いだろうとしながらも、最近は自身のゴルフを「もう一つ上のレベルに押し上げることができたように感じる」とし、来年は「フルスケジュール」で戦いたいと前向きな姿勢を示した。

 メジャー通算14勝を誇るウッズはこの日、自身のウェブサイトに長文のメッセージを投稿。2017年を振り返ると同時に、来年はフルスケジュールを戦ってPGAツアーで優勝争いに絡みたいと期待を述べた。

 バハマで先月開催されたヒーロー・ワールドチャレンジ(2017 Hero World Challenge)で充実の復帰戦を送ったウッズは「今はもう一つ上のレベルに押し上げることができたように感じる」とした上で、「進歩を続けているし、再び仕事をこなせるだけ十分強くなろうとしている。2018年はフルスケジュールでプレーしたい」とつづった。

 さらにウッズは、2日目には一時首位に立つなど、最終的に9位タイで終えたヒーロー・ワールドチャレンジでは痛みを感じることなくプレーできたと回想。コンパクトになったショットやパットには好感触を得たとも付け加えたが、特にスケジュールの面で2018年は未知数な部分が多いだろうとの考えを示している。

「連続の大会を含むかなど、それ(スケジュール)がどのような形になるかは分からない。とにかく体づくりとゴルフの練習に取り組み続け、どうなるか見ていく。いつどこでプレーするかというのを前もって分かっていられればなと思う。そこに向けて準備していくのは、うんと簡単だからね。でも本当に分からないんだ。これは未知の領域だから」 (c)AFP