【12月30日 AFP】17-18イタリア・セリエAは29日、第19節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)はクラブ歴代最多得点記録を更新したマレク・ハムシク(Marek Hamsik)が再びゴールを奪い、クロトーネ(FC Crotone)に1-0で勝利し、前半戦を首位で折り返す 「冬の王者」を確定させた。

 前節の試合でディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が保持していたクラブ歴代最多得点記録を更新していたスロバキア代表のハムシクは、前半17分にこの試合唯一の得点を挙げ、ナポリでの通算得点数を117に伸ばした。

 マウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督が指揮を執るナポリは、今季のリーグ戦19試合を戦って黒星を喫したのは一度だけで、30日に試合が予定されているユベントス(Juventus)に暫定で勝ち点4差をつけ、2017年をリーグ首位として締めくくった。

「勝ち点3を獲得することが重要だった」とコメントしたハムシクは「だけど、冬の王者という称号は何の意味も持たない。チームは3年前から正しい道を突き進んでいるけれど、僕らはシーズン終了時にトップに立っていたい。だから何かを成しえないかぎり、それは何の意味もないんだ」と語った。(c)AFP