【12月27日 AFPBB News】1967年以来、計6000万体以上を販売し、子どもから大人まで幅広いファン層を持つ着せ替え人形「リカちゃん」の誕生50周年を記念し、東京都新宿区の小田急百貨店(Odakyu)で27日、「リカちゃん展」が始まった。初代から現在の4代目まで約580体のリカちゃんが勢ぞろいし、冬休み中の親子連れや女性客でにぎわった。

「これ持ってた。懐かしい」「(リカちゃんの)服を縫ってあげたこと覚えてる?」──。時折歓声や笑い声が聞こえる会場には、各時代の流行の衣装や髪形を取り入れた人形や歴代の「リカちゃんハウス」などを年代順に展示。家族構成からライフスタイルにいたるまで、いつも「女の子の夢と憧れ」を映し出してきたことが見て取れる。

 同店企画担当の近藤温子(Atsuko Kondo)さんは、「おばあ様からお孫さんまで冬休みに3世代で楽しんでもらえたら。あの頃の自分を思い出してほしい」と話した。2018年1月4日まで。(c)AFPBB News