【1月2日 CNS】中国のインターネット検索大手「百度(Baidu)」のWi-Fi翻訳機が、オンラインでレンタルできるようになった。まずは米国、日本、カナダ、香港などから展開する。

 利用者は、オンライン旅行サービス最大手の「シートリップ(Ctrip、携程)」の公式ウェブサイトから予約するだけで、海外旅行などで直面する言葉の壁やインターネットにつながらないという2つの大きな悩みを解決できる。

 百度のWi-Fi翻訳機は、「翻訳」と「Wi-Fi信号発信器」を融合させた革新的な機器。聞き取った言語を自動で識別し、ボタンによる言語切り替えを必要としない。SIMカードを差し込んだりWi-Fiに接続したりすることなく、起動させれば自動的にネットワークに接続される。

 この翻訳機が加速的に展開していけば、将来的にさらに多くのプラットフォーム、言語、広範囲の地域を網羅していくことになる。利用者により多くの便利さを提供するために、科学技術は複雑な世界をさらに簡単なものにしてくれるだろう。(c)CNS/JCM/AFPBB News