【12月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を率いるジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、現在リーグ首位を独走しているマンチェスター・シティ(Manchester City)が、クリスマスプレゼントのごとく次戦までの準備に自分たちよりも一日余裕があることに不満を訴えた。

 ユナイテッドがバーンリーFC(Burnley FC)戦を26日に控えているのに対し、2位以下のチームに勝ち点13差をつけているシティの次戦は、ニューカッスル(Newcastle)の本拠地で迎える27日となっている。

 10日間で4試合を行うユナイテッドは、その初戦となった23日のレスター・シティ(Leicester City)戦を2-2で引き分けた。

 モウリーニョ監督は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「私が話しているのは、次の一戦まで休養を取って準備するまで6日間も費やせるチームのことだけでなく、われわれよりも少し多くの時間が与えられているチームもあるということだ。例えば、チームによってはあさってに試合がある。この差は大きい」と主張した。

「つまり、彼らはきょう練習していないということだ。明日仕事に戻って翌日の試合に備えることができる。ここで問題なのは、いくつかのチームで差が生じるということだ。イングランドサッカー界では、12月に負傷者が続出する。15~20分でピッチを去る選手もいれば、90分間も持たない選手もいる。もちろん、それには多くの要因が関係してくるが、われわれはいわゆる負傷者が出る12月に直面することになる」

 モウリーニョ監督はまた、元ポルトガル代表GKで父親のジョゼ・マヌエル(Jose Manuel Mourinho Felix)氏が今年6月に亡くなってから初めて迎えるクリスマスがつらいものだったと明かし、「父がいない初めてのクリスマスで、それが最もきついものだ」と述べた。(c)AFP