【12月25日 AFP】内戦状態にある南スーダンで、政府と主要反政府勢力による停戦が現地時間の24日午前0時(日本時間午前6時)過ぎに発効したが、直後に停戦合意が破られたとして互いに非難の応酬を展開している。

 今回の停戦合意は、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領とリヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領(当時)の対立を機に2013年12月に始まった、4年に及ぶ内戦の終結に向けた取り組み。

 停戦合意が発効した24日、マシャール氏が率いる反政府勢力「SPLA-IO」は声明を発表し、政府軍が北部ビエー(Bieh)と南部イェイ(Yei)を「激しく攻撃」していると非難した。

 SPLA-IOのラム・ポール・ガブリエル(Lam Paul Gabriel)報道官は、「ジュバ(Juba)を拠点とする政府軍はSPLA-IOが応戦して内戦が継続し、また国の資源を略奪し続けることを狙っており、これらの行為は停戦合意に違反する」と主張した。

 一方、政府軍のルル・ルアイ・コアング(Lul Ruai Koang)報道官は攻撃を否定し、反政府軍が国中で停戦合意の「深刻な違反」をしていると非難。コアング氏によると、南部アマディ(Amadi)では反政府勢力がクリスマスのための食料や賃金を運んでいた当局の車両の列に待ち伏せ攻撃を行ったという。

「われわれは反政府勢力と交戦しているのではなく、防衛しているのであり、路上で攻撃を受けたときには戦ってきた」と、コアング氏はAFPに語った。

 停戦合意は、全部隊の進軍を即時凍結するほか、衝突につながる行為の停止、政治的拘束者の釈放、拉致した女性や子供たちの解放を条件としている。(c)AFP